50年以上下川で愛されてきた卵を通じて、
新しい幸せを生み出す

Profile

村上 範英 / 能藤 一夫

村上範英 50歳 広島県出身 営業部長 2016年移住
能藤一夫 48歳 北海道滝川市出身 管理部長 2016年移住


「楽しみは、自分で探さないとね」と村上さんがつぶやくと、能藤(のとう)さんはふっと笑った。50年以上の歴史がある「阿部養鶏場」を札幌の企業が事業承継し、その会社から派遣されてきた二人。知り合いがまったくいない地域で、試行錯誤を繰り返し、名前も変えて「(株)あべ養鶏場」を立ち上げてきたこの数年の苦労は計り知れない。それでも、まちに関わりながら新しい価値を生み出していく想いと信念とは。

interview:2019年3月

村上範英/能藤一夫

村上範英 広島県出身 / 能藤一夫 北海道滝川市

三次産業から一次産業へ。まったく知らない世界へ飛び込む

村上:僕が下川に移住してきたのは2016年5月です。勤めていた(株)イーストンが「阿部養鶏場」を事業承継するということが決まり、移住してきました。能藤と会ったのもその年の7月ですね。その前はイーストンが経営する居酒屋チェーン「いただきこっこちゃん」の上野店を立ち上げた後で、ちょっとゆっくりできるかなぁなんて思っていたら、会社から「阿部養鶏場」をやってほしい、と言われて。

能藤:私は札幌で飲食チェーン店に勤めていましたが、あべ養鶏場に転職するという形で下川に移住してきました。現在「あべ養鶏場」の従業員は私を含めて8名で、村上が営業、私が生産と役割分担していますが、最初は2人で阿部さんから養鶏について教えてもらいながら立ち上げてきました。

村上:僕も能藤も当然養鶏は、というか一次産業に携わるのが初めてでした。それこそ、鶏が一日に何回卵を産むのか、何を食べているのかもわからないところから。移住してきて1年目は、ストップウォッチとメモをもって阿部さんについて歩きましたね。阿部さんが長年培ってきた経験と勘を、文字と数字に落としていってマニュアルにすることから始めたんです。まずは現場を体験してみて、それを形にしていくというのが店舗の立ち上げの時にもずっとやってきたことなんで。

能藤:といいつつも、そんなにかっちりしたマニュアルではないんですよ。一次産業は様々な要因で変化していくので、むしろ「良い加減」が大事というのがわかってきました。その「良い加減」を見つけていくのが難しくて楽しいですね。

美味しそうなたまご料理。オンラインショップでも購入可能

「あべ養鶏場」のたまごを使った食事は町内の飲食店でも食べられる

パっと電話がかかってきて始まる、つながりの場

村上:初めて来たときには、「わー田舎だなぁ」と思いましたけど、私も広島の島出身なので、まあこんな感じかなという程度でした。ただ最初戸惑ったのは冬の生活ですかね。ストーブをつけっぱなしで外出するってどうにも慣れなくて。

能藤:下川の街中は「こんなもんかな」と思いましたけど、街中から離れている養鶏場の場所には、さすがに驚きましたね。山のふもとにポツンと建物があって、『北の国から』の世界だなぁと(笑)

村上:下川の人たちには本当にいろいろと助けてもらっています。最近だと2018年の胆振東部地震、道内全域が停電したブラックアウトの時です。養鶏場があるエリアも停電して、結局3日間復旧しませんでした。停電が数日続けば鶏が全滅してしまいます。1日目に町内を回っていたら、自家発電をお持ちの方がいて。「貸してください!」とお願いしたら「いいよ」と快く応えてくれ、しかも養鶏場までわざわざ運んでくれたんです。あの時は本当に助かりました。

能藤:商工会の人たちが、よく声をかけてくれるんですよ。飲み会もそうですし、「ウチの庭でジンギスカンやるから、いまから来いよ!」なんて電話がかかってきたりして。「え・・・まだ5時半で仕事中ですけど・・・なんとかします!」とか言いながらね(笑)

村上:商工会には「転勤者の会」という交流会が月1回あって、そこでいろんな人たちとつなげてもらってました。まずは下川の人たちと仲良くなろう、と。そのうち移住者や地元の人が集まる月に1回の交流食事会「タノシモカフェ」も始まって、そちらの方にも参加するようになりました。手伝いたいと志願して、どうやったら人が来るかな、なんてアイデアを出し合ったり、僕の故郷の広島風お好み焼きを焼いたりしてね。

能藤:村上が行けない時には私が出るようにして、毎回、少なくともどちらかは参加するようにしています。

村上:タノシモカフェは若手の移住者が中心で、「転勤者の会」は重鎮たちが中心なんです。僕はどちらにも参加していたので、この二つをつなげるのは僕の仕事かもしれないと、思っています。積極的に、商工会の方々をタノシモカフェに誘いました。いまは世代も多様な、毎回30人以上は集まる会になりましたね。最近、レジェンド・葛西を生み出したスキージャンプ少年団にも卵を差し入れしているんですが、それはこのタノシモカフェのつながりから実現したんです。「あべ養鶏場」の卵を食べてオリンピックでメダルをとりました、なんて言ってもらえると嬉しいですよねぇ。

村上さんのー日

On 村上

06:30 起床、朝食
08:00 出社。メールチェック、新聞チェック
09:00 朝の全体ミーティング
10:00 名寄へ配達
12:00 昼食
13:00 商談2件
15:00 自販機たまご入れ替え
16:00 燻製加工場にて作業
19:00 会食
24:00 就寝

OFF 村上

7:00 起床、朝食
08:00 家事、掃除洗濯など
10:00 読書
11:00 外出
19:00 五味温泉で疲れを癒す
20:00 TV鑑賞
22:00 次週の予定組み
23:00 就寝

能藤さんのー日

On 能藤

06:30 起床
08:00 出社(メールチェック)
09:00 朝礼
10:00 鶏舎施設内を巡回、GPセンタ―内にて作業(出荷、検品、収納など)
12:00 昼食
13:00 午前中の作業の続き、施設維持作業
16:00 生産部内打ち合わせ
17:00 鶏舎内巡回、メールチェック
18:30 退社
20:00 夕食
21:00 読書、テレビ鑑賞しながらストレッチ
24:00 就寝

OFF 能藤

08:00 起床
09:00 掃除、洗濯
12:00 外出(買い出し、温泉巡り、うまいもの巡り)
18:00 読書
19:00 テレビ鑑賞又はビデオ鑑賞しながら、ストレッチ
23:00 就寝

卵づくりに関わる全ての人をハッピーにしたい

村上:これまではフランチャイズの店舗立ち上げを全国でやってきましたが、仕事が店づくりから会社づくりへ変わり、視点も変化しました。もちろん大変ですけど、楽しくもありますね。2016年の1月に、先代の阿部さんから養鶏場を事業承継することが決まって、2017年10月には「阿部養鶏場」時代に販売されていた「酵素卵」を、「下川六〇酵素卵」と名前やデザインを変え、リブランディングしています。「味香り戦略研究所」で道内9種類の卵と比較して、臭みがなく黄味の糖度がフルーツトマト並みに高いことがわかり「はじめあっさり、うまみの余韻」というコピーが生まれました。

能藤:卵自体は、基本的に先代から変わっていないんですよ。丁寧にしっかり手をかけると、おいしさが安定するというシンプルなことでしかなくて。生産部門の責任者として、この1〜2年は先代のやり方をしっかり受け継いできたので、これからは餌の材料にもっとこだわり、食の安心・安全を高めていきたいですね。下川の農産物も使えるんじゃないかと思っています。

村上:僕は営業の責任者でもありますから、下川の卵が楽しめる商品や場をどんどん生み出していきたいですね。この数年で、札幌のデパ地下に並ぶようになりました。10個ワンケースで600円近くする卵が、きちんと売れていくんです。昨年からジェラート、プリン、チーズケーキなのと加工品も開発・製造しています。直近は燻製卵ですね。卵をいろんな形で味わってほしいという気持ちもありますが、ハネ品もたくさん出るので、生産者・経営者視点で考えると加工品の開発は大事なんです。商品開発は、僕のこれまでの経験が生かせる分野ですし、楽しくやっています。

能藤:私も村上も、飲食店、三次産業から一次産業に入ってきています。このパターンはあまり多くないですし、やっぱり苦労もたくさんあります。ですけど、最後は生産から加工までという6次産業もやりたいから、一つひとつ積み上げていくことができるんです。私たちの強みはやっぱり三次産業で培われたマーケティング力。おいしい農産物を作るだけでなく、それをきちんと市場に合わせて加工し、見せて、伝える力です。新しいチャレンジは、不安もありますけどおもしろいですね。

村上:最近、「あべ養鶏場」の経営理念ができたんですよ。1年以上、能藤と話し合ってきたんですがなかなか定まらなくて。それが先日、2人で車に乗っているときに「卵づくりに関わる全ての人たちのハッピーのために」というフレーズを思いついて。お客様、従業員、取引先、下川町、みんなのハッピーを考えていきたいです。今後は養鶏業を企業としてしっかり経営し、町にしっかり雇用を生み出していける会社になっていきたいですね。街の人に助けてもらった恩返しとして、町を元気にしていきたです。

能藤:あと、鶏のハッピーももちろん考えていかないとですね。

リンク:あべ養鶏場オンラインショップ

Text:Rie Kuroi Photo:Seiji Kazui

移住者へのインタビュー

周りの熱意に導かれ、今度は自分が受け入れ側に

2024.9

地域おこし協力隊制度が始まったのは2009年度のこと。東京出身の田中由紀子さんも、2016年度採用の協力隊として下川町へ移住しました...

田中由紀子さん

東京都出身 2016年移住

Read more...

「ここは他の地域と違う」という直感を信じて

2024.3

下川町は、たまたま流れ着いて気づいたら何年も住んでいるという方が、決して珍しくない気がします。徳間さんも、そのひとり。...

徳間和彦(とくま かずひこ)

1957年釧路市生まれ 2007年 移住

Read more...

誰にも縛られず、できることから始めよう

2023.10

住む場所を決める基準は、人それぞれ。血縁者がいたり、好きな風景があったり、お気に入りの店があったり、...

塚本あずささん

アロマセラピスト埼玉県出身 2019年移住

Read more...

いつのまにか“しっくりくる暮らし”にたどり着いた

2023.07

筆者が下川町に移住し、まだ数日しか経っていない頃。「美桑(みくわ)が丘」と名付けられた森で、薪小屋を作るワークショップがあると聞き、...

成田菜穂子さん

NPO法人森の生活 東京都出身

Read more...

楽しいことを見つければ 、人も未来もつながっていく

2023.03.29

「「新しいことを始めるのに、遅すぎることなんてない」。口で言うのは簡単です。年齢にかこつけて「今更やっても仕方ない」...

尾潟 鉱一さん

大阪府出身 1984年移住

Read more...

下川は、都会とは違うスイッチが入る町

2023.03.29

「人には、風の人と土の人がいる」という話を聞いたことがあります。ひとところに留まり、その土地での暮らしを味わい根を張る覚悟を持つ人...

吉岡芽映さん

北海道上士別市出身 2020年9月移住

Read more...

型にはまらずやってみよう納得感のある暮らしを求めて

2022.03.29

新型コロナウイルスの蔓延による、あらゆる行為の自粛は、私たちの暮らしを見直す、忘れられないきっかけの一つになりました。...

山本菜奈さん/林将平さん

神奈川県出身 東京都出身

Read more...

下川町に来てから、自分の世界が広がった

2022.03.29

人口の少ない地域での暮らしは閉鎖的、というイメージは、決して珍しくないのではないでしょうか。声優の専門学校に通っていた佐藤飛鳥さんは、...

佐藤飛鳥さん

25歳 埼玉県出身 2017年移住

Read more...

できるだけどんなことにも参加して、地域に恩返しをしたい

2021.11.30

下川町に暮らす女性たちの移住のきっかけは、結婚や転職など人それぞれ。山崎春日さんは下川町の隣町の名寄市で育ち、結婚を機に...

山崎春日さん

45歳 新聞屋、ラジオパーソナリティ

Read more...

いつも誰かが、楽しい道へ導いてくれる

2021.3.25

下川には、手作りが好きな女性たちが作品を持ち寄り、イベント出展などをする「森のてしごとや」という有志のグループがあります...

橋本光恵さん

橋本光恵 44歳 旭川市出身

Read more...

活かしあうつながりのなかで“生産”する暮らしを

2021.1.11

筆者が下川に移住する前、「モレーナ」店主・栗岩さんの記事を、何度も読みました。絵を描きながら海外を旅して、...

富永夫妻

富永紘光 2012年移住 /宰子 2017年移住

Read more...

持続可能な社会を目指して、下川町にたどり着き暮らし続ける理由

2020.6.1

取材をしたのは、2020年3月末。コロナウイルスの感染拡大による自粛要請が、日本各地へ広がり出した、ちょうどその頃です...

奈須憲一郎

46歳 1999年移住 愛知県名古屋市出身

Read more...

自分の気持ちに正直に、ていねいな暮らしを目指して

2019.12.20

生活の中の「今の暮らし、しっくりこないな」という違和感は、時折心の片隅に一筋の煙のように立ち上がってきます...

藤原佑輔

35歳 札幌出身 2017年移住

Read more...

会社と家を往復する忙しさを脱し、農業の道へ

2019.9.30

「子牛、見ていきますか?」と誘われて牛舎に入ると、かわいらしい子牛たちが私たちを見上げ、近づけた手をぺろりと舐めた...

吉田公司

58歳 網走市 2009年移住

Read more...

暮らしと経営、長く続けられる酪農業を

2019.9.20

「子牛、見ていきますか?」と誘われて牛舎に入ると、かわいらしい子牛たちが私たちを見上げ、近づけた手をぺろりと舐めた...

豊田さんファミリー

2014年移住

Read more...

野生に返れる楽しさ、川の魅力を伝えたい

2019.6.11

「小学校1年生のときの文集で『北海道で自然ガイドをしたい』って書いてたんですよね」。その夢がいま、叶ってるんです、と嬉しそうに話す...

園部峻久

2018年移住

Read more...

50年以上愛されてきた卵を通して、新しい幸せを

2019.4.2

「楽しみは、自分で探さないとね」と村上さんがつぶやくと、能藤(のとう)さんはふっと笑った。50年以上の歴史がある「阿部養鶏場」を札幌の...

あべ養鶏場

2016年移住

Read more...

素直に飾らずに暮らせるのがいいんです

2019.3.25

雪にめがけて走り出した息子さんをやさしい眼差しで見守りながら「この子は下川生まれですからねぇ」とつぶやいた。...

高松峰成/慧

2016年5月移住

Read more...

仲間とともに「家具乃診療所」を始めたい

2018.11.19

「一の橋に来てから、人のことを『人間』って言うようになったんですよね」。 木屑が雪のように降り積もる工房の中で、河野さんは「なんでだろう」...

河野文孝

41歳 埼玉県川越市 2016年移住

Read more...

自ら何かを生み出し、恩返しもしていきたい

2018.10.26

「このあいだ作ったフサスグリのジュース、飲んでみます?」 真っ青な空と、緑が映える木々をバックに、「cosotto, hut」は、まさに「こっそりと」...

山田香織/小松佐知子

山田さん福島県出身/小松さん岩手県出身

Read more...

小さいころに食べた下川のおいしいフルーツトマトを作りたい

2018.8.24

研修ハウスで今年から始めたフルーツトマトを眺めながら、直紀さんが「これはちょっと難しい品種で、まだまだうまくいかないんですよね...

睦良田 直紀/まい子

名寄市出身2017年に移住

Read more...

物事を俯瞰する。意志にとらわれすぎず生きていきたい。

2018.5.21

「最近は・・・なんだか落ち着かないですねぇ」 麻生さんはゆったりとした口調でそう言いながら木のカップにコーヒーを注ぎ、...

麻生翼

NPO法人代表理事 愛知県出身

Read more...

誰もやったことのない表現や技術で作品をつくりたい。

2018.2.26

撮影に伺った日は、ちょうど下川神社に奉納する干支のチェンソーアートを制作中だった児玉さん。親子のオオカミの形をした作品を見せてくれた。...

児玉(木霊)光

チェンソーアーティスト 愛媛県生まれ

Read more...

minami

旅をしたら、地元の名産が食べたいでしょう。下川ならではの店をやりたい

2017.11.2

「どうぞ、いらっしゃいませ」 開店前の忙しい時間、私たちが訪れると、仕込みの途中だったのか白い前掛けを外しながら調理場から出てきてくれた...

minami

南 匡和

飲食店経営 札幌市生まれ

Read more...

komine

夢見てきた田舎暮らし。健やかでおいしいトマトを一生つくり続けたい。

2017.08.10

「この箱詰めが終わるまで、ちょっと座って待っててくれる?」訪れた私たちをちらっと目視したあと、笑顔のままで目線を手元に戻しつつ...

komine

中田 豪之助/麻子

東京都出身 2005年に移住

Read more...

komine

だれもが物々交換をしているような、地域と自然と経済を生み出したい

2017.07.11

「これ、どうぞ。今日のおやつです。妻が作ったのでみなさんも食べてください」そう言って差し出されたのは、ヨモギの蒸しパン。

komine

小峰 博之

福岡県生まれ 1998年に移住

Read more...

森の恵みを作品にする。「つくる」という人生を送りたい

2017.03.24

このあいだ、町役場から連絡が来て。町有林で出たパルプ材の中で欲しい木があったら、森に来て印をつけといてって言われてね。

usuda

臼田 健二

静岡県出身 2015年に移住

Read more...

スポーツ、健康、医療、福祉。下川だからできる連携を生み出したい

2017.03.10

「あ、雪が降って来たねぇ。じゃあ、外に行ってみようか?」 和也さんの声に、待っていましたとばかりに「うん!」と答える娘さん...

takemoto-002

竹本 和也/竹本 礼子

2008年に移住

Read more...

visual-interview-03

終わりのない、答えのでないものを、ずっと考え続けていきたい。

2016.12.30

北海道に憧れて、大学卒業後に北海道新聞の記者として移住してきた荒井さん。道内を飛び回る充実した日々の中で、ふつふつと沸いてくる...

荒井 友香

茨城県出身 2015年に移住

Read more...

visual-interview-02

森のあるライフスタイルを、私たち自身が体現していきたいんです。

2016.12.22

二人が出会ったのは2004年。すでに下川に移住していた大輔さんの勤め先である下川町森林組合に、真理恵さんが興味を抱いて...

田邊大輔/真理恵

2004年に移住/2007年に移住

Read more...

旅をして、自然の中で暮らす。自分のやりたいことをやると決めたんです。

2016.11.10

下川に移住を決めたのは、世界一周の旅の最中でした。もう5年も終わりのないような旅をしていたのですが、日本に帰ろうと思って。

_mg_7687

栗岩 英彦

静岡県出身 1991年に移住

Read more...