シモカワベアーズは、2017年から始まった地域おこし協力隊制度を活用した起業支援プロジェクトです。かねてより挑戦したかった事業にチャレンジしたり、好きなことをテーマに起業したりと、毎年テーマを少しずつ変えながら、ぜんぶで6人のベアーズが、全国（時には世界！）から集まり、活動しています。

木工作家兼ネイチャーガイド、農家でありつつ子どもたちのバスケの先生、昼は学童の先生で夜はヨガのインストラクター、画家でカレー屋、介護士＆デザイナー＆イラストレーター……。

下川町には、本業と他の仕事をいくつか掛け持ちしている人──つまり、二足も三足もわらじを履いて暮らす人たちがいる。彼らの多くは、ずっと興味があったことに挑戦したり、好きで細く長く続けてきたことが仕事になったりしている。ある意味、副業やパラレルキャリアがあたりまえだ。

だから、だろうか。

下川町にいると、誰しも活躍の場があるのだ。自分では「たいしたことない」と思っていた経験が、誰かの助けになったり、評価されたりする。そうやって、いろんなスキルや興味に磨きがかかり、結果的に仕事にむすびつく。

「シモカワベアーズ」は、兼業型と専業型がある。どちらが自分に適しているか、まずは相談してみてほしい。

新しいことを始めるのは、勇気がいる。「自分なんか」と不安になる。

初めから完璧でなくていい。「こうでなければ」と決めつけなくていい。想定外の切り口で、あなたのスキルや想いを後押ししてくれる人が、下川町にはいるかもしれないのだから。