【地域おこし協力隊募集】地域交通の最後の砦、町に唯一のハイヤー会社の右腕となって、新しい事業を組み立てよう!!

2022年3月16日

北海道下川町



 北海道下川町は平成元年に廃線になったため、JRが通っていません。
 隣町の名寄市や近隣自治体を結ぶ路線バスと町内を走るコミュニティバス、そして乗合タクシーが交通弱者の町民の足となっています。
 この乗り合いタクシーは町と連携した地域交通を担う大切な事業。さらに、ある地域課題も同時に解決できないかを現在模索している最中です。

【地域課題とは?】


 その課題とは、宅配便の時間指定。
 町民は、近くで買えないものをよくネット注文しています。その荷物を届けるのが近隣からくる宅配事業所です。

 誰もが宅配便の時間指定を依頼したことがあると思いますが、この仕組みの難しさを考えたことはあるでしょうか?

 この時間指定という仕組みは、下川町のような3,100人足らずの小さな町でも利用でき、たとえ下川町への宅配が1軒しかなくても20:00以降を指定したら20:00以降に宅配しなくてはならないのです。

 一番近くの事業所から下川町までは片道30分ほど。実はこの当たり前に利用している時間指定が、宅配事業所のドライバーのやりくりを逼迫させるため、事業所の肩にずっしりと重くのしかかってくるのです。

 

【地域おこし協力隊のミッションは?】


そのため、この業務を地元である下川のハイヤーを使った貨客混載※で解決できないものかと考え、現在動き始めたところです。




 とはいっても、町に一社しかないハイヤー会社で、通常のハイヤー運行業務に加えて、町から委託を受けているコミュニティバス、乗り合いタクシー、スクールバスの運行、高齢世帯の買い物支援、さらに宅配事業まで行うには、うまく組み立てて軌道に載せていかなければなりません。
 そのため、社長の右腕となって発想力をフル稼働させて、手を動かし、実際に足も運んで持続可能な事業として成立させていかなければならないのです。重要で、とてもやりがいがあるお仕事だと思います。

貨客混載

※貨客混載とは
お客様と荷物を同一の車両で運ぶことです。普通自動車免許所持者は、お客様を載せずに荷物だけを宅配し、普通二種免許取得後に両方を乗せて、目的地にお届けします。 

【地域おこし協力隊の募集内容】


■ 募集人数:若干名
■ 雇用形態:下川町地域おこし協力隊として町長が委嘱し、宅配事業の受託者である株式会社下川ハイヤーが雇用します。
■ 給与:月額200,000円以内(住宅手当10,000円、時間外手当のみ)
■ 勤務日及び時間:週5日、1日8時間(土日、時間の変則勤務もあります。)
■ 就業期間:採用の日から最大3年間(1年更新)、その後は下川ハイヤーに採用予定
■ 福利厚生:社会保険(健康保険、厚生年金保険)、雇用保険、労働者災害補償保険に加入
■ 有休休暇:6ケ月継続勤務した場合、10日
■ 住宅:公営住宅若しくは民間住宅を斡旋します。
■ その他:株式会社下川ハイヤーの就業規則に準じます。
■ 採用開始日:令和4年4月以降の早い時期を希望しますが、時期につきましては、応募者の都合に合わせてご相談させていただきます。
■ 応募締切:募集定員なり次第締め切り
■ 選考プロセス:
(1)「下川町地域おこし協力隊応募用紙」に必要事項を記入の上、下川町税務住民課宛のメールで送信又は郵送してください。
(2)第1次審査:書類選考(必要に応じてリモート又は電話の面接選考あり)
(3)第2次審査:原則、来町していただき面接選考。 (町から交通費、宿泊費の実費を支給します。)
■お問い合わせ:
 以下、下川町の情報をお届けするLINE「しもかわ羅針盤」にご登録いただき、LINEチャットにてご連絡ください。
 [しもかわ羅針盤]
 https://line.me/R/ti/p/@uku0231v

 または、下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部までご連絡ください。
 mail:info@shimokawa-life.info



SHARE