農業支援員:杉木勝哉さん、杉木智子さん
兵庫県出身。2024年に地域おこし協力隊着任。 子1人の家族3人で兵庫県明石市から移住し、2027年の新規就農を目指す。
協力隊3年目となる今年は、経営継承予定の農家の元で研修し、アスパラや小麦の栽培管理手法や農機の扱い方などを学んでいる。
家族の暮らしと農業を重ねて
農業支援員として活動する杉木さんは、家族で下川町に移住した経緯と、これまでの農業研修について報告しました。
杉木さんご一家は、もともと都市部で会社員として働いていましたが、長時間の通勤や転勤の可能性がある中で、家族としての暮らし方を見直したことが移住のきっかけでした。
北海道内の複数地域で就農体験や町の体験ツアーに参加した中で、下川町を選んだ理由として、新規就農者の受け入れ実績があること、そして自分らしく主体的に暮らしを楽しむ人が多いことを挙げました。
2025年には研修道場でフルーツトマト栽培に取り組みました。
ハウスのビニールを下ろす作業から始まり、支柱立て、苗づくり、収穫、出荷までを経験。総収量は3.3トンと、自らの目標を超える収量を得られました。
また、秀品率は67%、糖度8度を超えるトマトが8割以上となるなど、初めての実践として大きな手応えを得ました。
一方で、夏の高温や雨による裂果など、課題も多く見つかりました。
今後は、気温、日射量、かん水、CO2濃度、肥料などのデータを分析しながら、品質と収量の両立を目指していきます。
将来的には、農業だけでなく、ファームステイなどを通じて、都会とは異なる暮らし方を体験できる場づくりにも取り組みたいと話しました。

















