しもかわ町中勉強会vol.2 「これからの小売の形とファンづくりの秘密」を開催しました!

2018年2月7日

本当に良質なものを作れたら、次はどうやっていろいろな人に届けよう?

北海道下川町

2018年2月3日(日)、しもかわ町中勉強会vo2と題して「これからの小売の形とファンづくりの秘密」を開催しました。

 ・第一回の様子はこちら:しもかわ町中勉強会vol.1「人とお金の流れを呼び込むお店のつくり方」を開催しました!

今回、お越しいただいたのは岡山県倉敷市児島というデニムの産地で、地域の技術と素材を使い、オリジナルデニムを受注・販売しているEVERY DENIMのお二人。実の兄弟である山脇燿平さん(兄)と、島田舜介さん(弟)です。

EVERY DENIMとしてクラウドファンディングは2回実施。第一回目で気づいたことや反省点から、第二回目に活かしたことは何か、認知度を高めるためのSNS運用方法などをお話いただきました。

EVERY DENIM

EVERY DENIMの島田さん(左)、山脇さん(右)


「一回目のクラウドファンディングでは、とにかく周りの人にお願いして回りました」と島田さん。返礼品も、コストや手間を考えずに決めてしまい、反省点も多かったそう。そこで二回目は、ただ新しいデニムを買ってもらうだけではなく、移動販売のための車を買いたいという目的でクラウドファンディングを始めました。

「期間中は毎週どこかしらでポップアップショップのようなものを作ってデニムを売ったりお客様と話したりしていました。そうした対面のやりとりが、結果的にデニムを買ってくれるという行為につながっていったんです」(島田さん)

北海道下川町


「EVERY DENIMを始めた当初、僕はあんまり自信がなくて積極的にデニムをオススメできませんでした」と話すのは山脇さん。ある日、お客様の一人から「自信がないまま自分の商品を販売しても良さは伝わらない」と指摘され、ハッとしたそうです。

「EVERY DENIMは、実際にデニムを作ってくれている工場の方々のオリジナルのブランドではありません。でも、職人さんたちの技術と思いも引き継いで、同じ目線に立って自信を持ってお届けしたいと思っています」(山脇さん)

この日は、勉強会の後に試着会も実施。何名かお買い上げいただきました! お二人の話を聞いた後だと、ますます愛着がわく一本になりそうです。


次回の勉強会について

3回連続勉強会の最終回では、下川の方々にも実現したいマイプロジェクトを発表していただく時間を設けます。これを機に、クラウドファンディングのプロジェクトとして立ち上がる可能性も……? 詳細が固まっていなくても大丈夫。アイディア段階でも構いませんので、思い切ってプレゼン(というほどカタいものではないですが)挑戦してみたいという方、ぜひご連絡ください。

また、そういった町内のチャレンジャーを応援したい!という方も、ぜひご参加ください。自分の事業や技術で、チャレンジしたい人を応援できるかも。

一人だけの力ではどうにもならない。でも、三人寄れば文殊の知恵。ぜひ、思いをカタチにする瞬間に、立ち会ってください。

 2018年3月2日(金)18:00〜20:00@コモレビ・ラウンジ
「地域で回す顔の見えるお金とは」
 ゲスト:株式会社CAMPFIRE 取締役 高村純一氏


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