小さなまちだからできる地域共育の秘密ぜんぶ見せますツアー参加者募集@北海道下川町

2023年1月18日

北海道下川町



 

満員御礼につき、募集終了となりました!


町内には、下川町認定こども園「こどものもり」から下川町立下川小学校、下川町立下川中学校、そして北海道立下川商業高等学校まであります。

2019年には「地域共育ビジョン策定委員会」という組織が立ち上がりました。子どもたちを育む地域のあり方を言語化する「下川町地域共育ビジョン」を作るチームです。


 
北海道下川町






森の中でピクニック

参加者は各校の先生や保護者などを含め、子どもの有無に関わらず集まった合計16名の地域の方々



冬の下川町を楽しむ姿

職種も立場も超えて、様々な議論がなされました



1年かけて議論し、下川町地域共育ビジョン」を策定しました。
2021年から順次、小中高校にコーディネーターをおき、地域と子どもたちをつなぐ取り組みを開始。小さな町だけど、小さな町だからこそ、地域の方々と学校現場、家庭の3つがゆるやかに繋がり、地域共育の土台が作られていきました。

教育は、地域のあらゆる立場・職種の方々にかかわるトピックです。誰にとっても、他人事ではありません。下川町には、日本の未来の教育のあり方に関するヒントが詰まっていると自負しています。うまくいくことばかりではないけれど、小規模自治体の挑戦の最前線でもあるのです。

日本全体の人口減少は避けられないからこそ、いろいろな方々に取り組みを知っていただきたい。

そんな思いから、下川町の地域共育を体感できるツアーを実施することにいたしました!

下川町でのこれまでの軌跡を振り返りつつ、今後の動きについて、実際に町内で動いているプレイヤーの方々と対話するプログラム。ビジョンがビジョンで終わらない秘密を、まるッとお届けしたいと思います。

皆様のご参加を、お待ちしております!



開催概要

【日時】
2024年2月12(月)~14日(水)2泊3日
【定員】
4名 ※最小催行人数 2名
【宿泊】 
森のなか ヨックル
※一棟貸しの施設を男女別で利用します。
【参加費】
30,000円
宿泊費(2泊)
飲食費(昼食、夕食費)
アクティビティ費 として



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森の中でピクニック

8月に開催した第2回「地域共育ミーティング」の様子。当日は40名以上の方々が参加



冬の下川町を楽しむ姿

みらいずNOTEの一部。導入の際、職場体験を受け入れてくださっている事業所のみなさんと先生を交え研修を行った






ツアーで見学予定の取り組み

1日目:初開催「しもかわ地域共育フォーラム2024」

今回のツアー初日には、新たな挑戦として「しもかわ地域共育フォーラム 2024」を開催します。
文部科学省からゲストをお招きし、これまでの活動の積み重ねを町内の方々にご報告するとともに、2030年に向けたさらなるアクションに向けて、対話をしていきます。

当日は、下川町の地域共育を支える地域の方々も参加予定。これまで「地域共育ミーティング」と題して、幼小中高の先生も交え、いいことも悪いことも共有してきた方々です。

2日目:自分の将来を考える中学校のキャリア教育


下川中学校では、キャリア教育として、生徒一人ひとりの好きなことや得意なことと向き合う時間を設けています。
その際、利用するのは「みらいずNOTE」。中学1年生から、自分の興味・関心を「みらいずNOTE」に書き出し、中学2年生になると職場体験に望みます。
フォーラムを通じて、下川町の地域共育が目指してきたこと、取り組んできたこと、これからやりたいことをぎゅっと凝縮して体感していただけると思います。
しもかわ地域共育フォーラムの詳細はこちら




森の中でピクニック

中学2年生の職場体験の様子



冬の下川町を楽しむ姿

森林環境教育







3日目:15年続く森林環境教育

町面積の90%を占める森林は、下川町の循環型森林経営の土台となっています。

豊かな森は、幼小中高の15年間、一貫して行われる森林環境教育の貴重な資源にもなっています。
教育現場は、先生たちの異動・転勤で内実が変化しがち。ですが下川町の森林環境教育は、15年以上継続されています。

地域のアイデンティティになるとともに、下川町ならではの地域共育の素地とも言える森林環境教育。

ツアー最終日は、森林環境教育を実施するNPO法人 森の生活のスタッフに、取り組みの実態を伺います。

参考:循環する森づくりを土台に芽吹く、森林環境教育の可能性

参考:15年一貫の森林環境教育がもたらす子どもと大人の変化とは




森の中でピクニック

ツアーアテンダーの紹介


大石 陽介(おおいし ようすけ)
1988年静岡県焼津市生まれ。マグロやカツオの港まちで育つ。
地元の国立大学卒業後、静岡県の小学校教諭として富士山の麓で8年間勤務。
うち2年間は青年海外協力隊(JICA)としてモンゴルへ。
現地の小中高一貫校で、教員へのアドバイス、子どもたちへの指導にあたる。
30歳の年に超早期退職し、広大な土地と自然を求め、北海道へ夫婦で移住。
娘が生まれるにあたり、『暮らしかた』について見つめ直し、
面白い暮らしをしている人が多い、下川町へファミリーで移住。
シモカワベアーズ(起業型地域おこし協力隊)としての活動を経て、 『ぐるっとしもかわツアー』  『A-frame cabin』をセルフビルドし、宿泊サービスとツアーを合わせて展開中。1児の父、認定こども園「こどものもり」の保護者会会長。下川小・中学校のコミュニティ・スクールの委員。








 

こんな方におすすめです!


☑小規模自治体の教育に興味がある
☑学校現場に限らない教育のあり方に興味がある
☑地域教育の仕組みを作りたいがどうしたら良いか分からない
☑地域共育コーディネーターの仕事に興味がある方


ツアー詳細


【日時】
2024年2月12(月)~14日(水)2泊3日
プログラム
2月12日(月・祝)
12:00  集合、昼食(簡単に自己紹介)@モレーナ
13:30 共育フォーラムに参加
16:30  チェックイン
18:00  懇親会 @アポロ

2月13日(火)
09:30 地域の教育資源見学
10:30 下川町立中学校でキャリア教育の授業見学
12:00 昼食 @みなみ家
13:00 共育にかかわる町内の方々と交流
16:30 地域共育の取組み紹介
18:00 夕食@ゆうづるる亭
 
2月14日(水)
09:30 森林環境教育の取組み紹介
10:30 ふりかえり
12:00 昼食@ケータのケータリング
  13:30 解散



下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部
電 話 01655-4-3511
メール info@shimokawa-life.info



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