【後から視聴あり】シモカワベアーズ・地域おこし協力隊活動報告会を開催しました!

2022年12月10日

北海道下川町

開催レポート



12月10日に行われたシモカワベアーズ報告会では、協力隊4人による発表が行われ、来場者は26人・オンライン参加者は31人にものぼりました。

最初の発表は、第6期のクラフトビール事業を進める中村さん(2022.04着任)。クラフトビールの研修に出向き技術を習得しているほかにも、ブルーパブ開業に向けて物件探しも着々と進んでいる様子でした。会場からは、「中村さんのビールを飲める日を心待ちにしている」という声も寄せられていました。

2人目は当初予定していた、第5期の映画事業を進める安部さん(2021.05着任)が体調不良により参加が難しくなり、ピンチヒッターとして、今年の春からタウンプロモーション推進部で空き家流動化の事業に携わる菅原睦美さんが登壇しました。移住する際に一番重要とされる家の確保。下川町では公営住宅に並び空き家への入居希望者も多いため、空き家数の現状や成約数、先日行った中古物件の基礎工事のワークショップについての報告を行いました。

その後挟んだ15分ほどの休憩時間では、最初に発表した中村さんによるビールの試飲会と、最後に発表予定の塚本さんによる漢方茶の試飲会が開催され、とても盛況でした。
 
休憩後は、第4期の宿と町内ガイドの事業を進める大石さん(2020.04着任)の報告。宿事業の宿泊実績やツアー参加者からの生の声も紹介。最近行っている、修学旅行対応や2泊3日のツアーなど新たに挑戦している事業についてもお話ししています。大石さんは今年3年目ですが、宿とガイド事業という新型コロナ感染拡大の影響が直撃している業態ということもあり、総務省の方針に合わせて1年の任期延長をする予定。さらなる飛躍が期待される1年となりそうです。

最後は、先月卒業を迎えた第3期のアロマと薬膳茶を事業とする塚本さん(2019.12着任)。ベアーズ応募前から思い描いていた、「自分の店を持つ」という夢を今年4月に実現。それまでのプロセスや思い、苦労話など、涙なしでは語ることができないとても濃い報告でした。会場からもオンライン参加者からも応援のメッセージが寄せられ、終始あたたかな雰囲気に包まれた、素敵な報告会となりました。








イベント概要


 『地域おこし協力隊』とは、都市から地方に移住し、​その土地で様々な地域活動を行いながら、定住・定着を図ることを目指した総務省の制度です。
”地域おこし”と一言で言っても、関わり方や動き方は人それぞれ。

 下川町でも積極的にこの制度を活用しており、現在12名の方が地域おこし協力隊として活動しています。

 今回は、そんな下川町の地域おこし協力隊の中でも、起業することをミッションとした協力隊である「シモカワベアーズ」にスポットライトを当て、彼らが今どのような活動をしているのかや、事業にかける想いをお話しする場として、活動報告会を開催します。

・なぜその事業をやりたかったのか?
・なぜ下川町で起業しようと思ったか?
・地域で活動する彼らが、今後どのような展望を考えているのか?

活動報告会はオンライン(Zoom)でも開催します。
当日足を運べない人でも、シモカワベアーズの取組みに興味のある方や、シモカワベアーズへの応募を検討している人はぜひご参加ください。

ベアーズ報告会終了後(19時以降)は、オフライン限定で懇親会をかねてタノシモカフェを行います。
発表を行った協力隊メンバーももちろん参加するのでこれを機に仲良くなったり、いつもタノシモカフェのように和気あいあいと楽しんだり、事業に対する質問するのもOK !みんなで楽しい時間を過ごしましょう!
どちらかだけの参加や途中の入退出も可能です。お気軽に足をお運びください。


こんな方にオススメ


・地域での活動に興味がある
・シモカワベアーズ・地域おこし協力隊の活動に興味がある
・次年度のシモカワベアーズに応募したい!
・シモカワベアーズや、協力隊とコラボしてみたい!

イベント動画申込フォーム




ベアーズ大石さんがセルフビルドしたAframe iwor

ベアーズの塚本さんが取組むトリートメント&薬膳茶の店「二十日-はつか―」

ベアーズの安部さんが取組む移動式映画館の様子。夏には野外上映も

ベアーズの中村さんがタノシモカフェでビールのニーズ調査に取り組んでいる様子

シモカワベアーズとは


「シモカワベアーズ」は、起業することをミッションとした地域おこし協力隊です。
「スキを仕事に」を切り口に、やりたいことをカタチにしようとする起業家を募集しており、今年で6年目になります。
現在4名がシモカワベアーズとして活動しています。どれもワクワクするような事業ばかりです。

ベアーズメンバー紹介


北海道下川町

▼塚本あずささん(1番左)
  埼玉出身で、2019年度に着任。イギリスでアロマセラピーの資格を取り、帰国後は表参道のリラクゼーションサロンに勤務。その間に漢方の資格を取得。町の健康サポートのための漢方事業を展開。
 2022年4月20日にトリートメントと薬膳茶の店「二十日」を満を持してオープン!
 2022年11月末でシモカワベアーズは卒業となるが、今後の活躍に期待!
「二十日- AROMATHERAPY & KAMPO TEA ROOM」ウェブサイト
 https://aroma-kampo.com/

▼大石陽介さん(左から2番目)
 静岡出身で、2020年度着任。ファミリーで移住し、しもかわをまるごとフィールドにしたおもてなしの宿、そしてぐるっとつなぐオーダーメイドトリップを組み合わせた事業を展開中。2021年度は、宿となるA-frame cabin iworをセルフビルドし1棟貸しの宿としてオープン。しもかわをぐるっと案内するツアーと組み合わせて好評を得ている。
「ぐるっとしもかわ」ウェブサイト
 https://www.gurutto-shimokawa.com/

▼安部晋平さん(右から2番目)
 愛知県出身で2021年着任。大学時代からニュージーランドの映画館で働いて実践を積んだ後に着任し、現在下川町で映画館を作ることを目標に活動中。
町内にある旧営林署に、有休品となったソファを運び暗幕を設置して映画館として活用。毎月、選りすぐりの映画を上映して、それに合わせたフードも提供。下川町民のひとつの文化として定着しつつある。
「ボギス、バンスとビーンズシネマ」サイト
  https://boggis-bunce-and-beans-cinema.studio.site/

▼中村隆史さん(一番右)
 北海道札幌市出身。2022年ベアーズ着任。
クラフトビールを提供するブルーパブ(店内に醸造所を併設し、造りたてのビールが飲める店)を開業することを目指して現在奮闘中。事業理念は“ビールによって人と人とをつなぎ、笑顔があふれる暮らしに貢献する”こと。町民は中村さん作のビールが飲める日を心待ちにしている。




2024年度も「シモカワベアーズ」を募集予定です!


来年度も、起業型地域おこし協力隊「シモカワベアーズ」を募集予定です。
募集の詳細やスケジュールなどは来年度お知らせいたしますが、例年7月前後に募集を始めています。「シモカワベアーズ」に興味がある方や、応募を検討している方は、今回の活動報告会がこれまでのシモカワベアーズの活動内容を知る良い場となると思いますので、ぜひご参加ください。

〇お申込み・お問合せ先


下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部
電話番号:01655-4-3511
mail:info@shimokawa-life.info


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