【地域おこし協力隊募集】今あつい!下川町の「共育(きょういく)」を共に育てるICT支援員募集中!!

2021年11月23日

北海道下川町



北海道の形を顔に例えると「下川町」は“まゆげ”あたりに位置する、町の9割を森林に囲まれた人口3,200人の町。在籍している子どもの人数も1学年20名前後とかなりコンパクトです。こんなに小さな下川町ですが、コロナ禍でも起業する町民も多く、町のあちらこちらでチャレンジが生まれています。そして、今、子どもたちを取り巻く教育環境も大きなチャレンジが始まっています。

2006年から行ってきた、下川町の森林資源を教材に幼稚園から高校まで15年通して学習していく「森林環境教育」に加えて、下川町では2年前から教育コーディネーターを採用し、新しい下川町の「共育(きょういく)※」の形を模索しています。教育コーディネーターとタッグを組んで下川町の「共育」を作っていく”ICT支援員(地域おこし協力隊)”を現在募集しています!!

下川町教育ビジョン

「下川町地域共育ビジョン」は5つの子どもを育む地域の姿が描かれています!

下川町の「共育」の土台となる『地域共育ビジョン』について


2018年下川町は住民委員と何度も話し合いをしながら、国連が定めたSDGsをものさしにした「2030年における下川町のありたい姿(下川版SDGs)」を策定しました。

そこには、『①みんなで挑戦しつづけるまち』から『⑦子どもたちの笑顔と未来世代の幸せを育むまち』までが、ありたい姿として描かれています。

特に、⑦子どもたちの笑顔と未来世代の幸せを育むまちは、当初入っていませんでしたが、住民委員からの要望により追加された項目です。ありたい姿にはパブリックコメント(町民からの意見)が下川町過去最高数の118件寄せられ、その約3割が⑦に対するもので、感心の高さがうかがえました。

それを受け、下川町では⑦をさらに丁寧に言語化するため、『地域共育ビジョン』を幼小中高の関係者と住民・町内の事業者あわせて16名の委員と策定し、現在はその実現に向けて取組みを進めています。この『地域共育ビジョン』は子どもを育む地域の姿という位置づけとなっています。

下川町の教育環境についてと、ICT支援員募集についてご紹介したオンラインイベントを先月の10/27に開催しました。この時のアーカイブ動画をご覧いただきたいは、以下よりおすすみください!



下川町

タッグを組んで働く教育コーディネーターの本間さん。教育コーディネーターを採用している自治体はまだ少なく、彼女のコーディネートのもと様々なプロジェクトが現在進行形で動いています。

学校以外の場所でも町民向けのパソコン教室や高齢者向けのスマホ教室を開催するなど、工夫とアイデアで下川町民のITスキル向上を目指していくこともとてもやりがいがありそうです。

下川の「ICT支援員」について


文科省は令和の学びのスタンダードとして、一人一台端末をはじめとしたGIGAスクール構想の実現を進めています。コロナウイルスの影響もあり、ICT(パソコンやスマートフォンなどの情報機器を使用したコミュニケーションなど)の活用が急がれる中で、また、これからの時代の新しい学びの在り方としても ICT教育が求められており、地域の特性や状況に合わせたICT教育を創りあげる必要があります。

下川町は現在、GIGAスクール構想を推進しているところで、「下川町に適したICT教育をどのように創っていけばよいか」を模索しながら進め始めた段階です。学校、家庭、地域へそれぞれがICTを無理なく取り入れていくことが、ICT教育を推進していくためには必要不可欠であると考えています。

また、ICT教育を行うこと自体が目的ではなく、子どもたちがさまざまな手法やツールを活用し、答えのない課題に対して自ら考え、挑戦するひとつの手段としてICT教育があると考えています。

これからの子どもたちが必要とされる、主体性、想像力、情報収集力、分析能力、他者を受け入れる力などを、どのようにすれば身につけられるかを私たちと一緒に考え共に行動する「ICT支援員」を募集します。

チャレンジの町・下川町ならではの ICT教育を一緒に創りましょう!

 

募集の詳細


この求人は、地域おこし協力隊制度を活用しています。
現在お住まいの地域要件によって応募の可否が異なります。以下でお調べいただくか、下川町教育委員会にお問い合わせください。
地域要件:https://www.soumu.go.jp/main_content/000717676.pdf

【業務内容】
・ICT支援員として、学校のICT教育での困りごとの解決
・住民を対象としたパソコン・スマホ初心者教室や、ご自身がお持ちのスキルを活かした 講座などの開催・運営
・下川町におけるGIGAスクール構想の枠組みの検討・整理

【勤務日・ 時間及び勤務場所 】
(1)時間:原則8:30~17:00
(2)出勤日:月曜日〜金曜日(週休2日、学校行事により少し変動があります)
(3)勤務場所:主に小学校・中学校・教育委員会

【待遇・福利厚生等】
(1)報 酬・・・月額200,000円 
(2)福利厚生・・・雇用保険、厚生年金、健康保険、公務災害保険に加入します。  
   (3)その他・・・活動費160万円など、事業を遂行するための研修費用、旅費の支給など
があります。

【応募方法】
(1)応募期間 令和3年10月1日(金)~令和4年1月31日(月)
(2)提出書類 下川町ICT支援員応募書類(ワードまたはPDF)


【選考方法】
各選考ごとに、結果を応募者へ文書で通知します。
(1)書類選考
(2)第2次選考 ・・・オンライン面談
(3)第3次選考
第2次選考合格者を対象に、面接試験を実施します。日時等は、第2次審査結果に合わせて通知します。なお、第3次選考試験のために必要な交通費は下川町が負担いたします。





 

提出先・お問合せ先


〒098-1206
下川町教育委員会生涯学習グループ 担当:羽場、和田
TEL:01655-4-2511 FAX:01655-4-3939
メール s-syougai@town.shimokawa.hokkaido.jp

 

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