下川町が「SDGs未来都市」に選定されました!

2018年6月20日

民間と行政が一緒になって考える「未来の人と自然へ繋ぐしもかわチャレンジ2030」


2018年6月15日、下川町は政府が2018度に創設した「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定を受けました。

今回の選定を受け、谷町長は「2017 年12月の第1回ジャパン SDGsアワード総理大臣賞受賞に続き、SDGs 未来都市及び自治体SDGsモデル事業の選定を受け大変光栄に思う。提案の中核を成す「2030年における下川町のありたい姿(下川版 SDGs)」は、町民の意見を広く取り入れて策定をしたものであり、この実現に向け、町内外の多様な人・企業・団体などと連携をして、積極的に取組みを進めていく」とコメントしています。

北海道下川町

具体的にどんな内容なの?

■SDGs未来都市とは
SDGs未来都市


SDGsは、国連が主体となり、「持続可能な開発目標」として掲げられた17個の世界基準のゴールを示したもの。「SDGs未来都市」は、SDGsに定められた目標を達成すべくオリジナルの取り組みを行っている自治体のことです。

今回、日本全国の中から30の自治体が「SDGs未来都市」として選ばれ、下川町もその一つとして選定されました。


■「未来の人と自然へ繋ぐしもかわチャレンジ2030」とは

2017年度の冬から、「2030年における下川町のありたい姿(下川版SDGs)」を下川に暮らす人々で考えるワークショップや対話の場が開催されてきました。そのつど「下川をどんな町にしたいか」ということと「SDGsの17個の目標に繋げるなら、現状どんなことがあり、どんな課題があるか」を考えました。

その中で出てきたのが、7つのゴールです。
(1)みんなで挑戦しつづけるまち
(2)誰ひとり取り残されないまち
(3)人も資源もお金も循環・持続するまち
(4)みんなで思いやれる家族のようなまち
(5)引き継がれた文化や資源を尊重し、新しい価値を生み出すまち
(6)世界から目標とされるまち(脱炭素社会・SDGsへ寄与)
(7)子どもたちの笑顔と未来世代の幸せを育むまち

これらを達成するにはどうすればいいのか。2030年という年を一つの区切りに考え、2030年から逆算して、今何ができるかを考えました。

下川の基幹産業である林業・林産業の基盤を一段と固め、トップランナーとして常に挑戦し続けること、安心・安全な暮らしのためプログラムやサポートの充実、またすでに実施されている木質バイオマスボイラーを活用した熱供給やエネルギー自給100%に向けた取り組みなど──今からでもできることはたくさんあります。

見えてきた改善点を、行政だけが執り行うのではなく、官民関係なく町が一体となって前向きにとらえることができれば、ますます下川は豊かな町になっていくことでしょう。

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