杉木さん質問回答

2010年6月10日

菅原さん
 


Q:研修で見た、知った下川の農家さんの印象的な姿や言葉はありますか?

A:春先に「土ほぐし」という、昨年使った土から根っこを除いて土を柔らかくほぐす作業があり、これが何日もかかる大変な力仕事なのですが、だらけず黙々と進めておられた姿が印象に残っています。自分の頑張りが直接手元に収入となって返ってくる農家だからこそ、言い訳せず実直に進めることが、安定経営への第一歩だと感じました。また、トマトに糖度を乗せる方法について教えていただいた時に、感覚的な判断ではなく、技術的な視点を持って栽培に取り組まれているのだなと感じました。

Q:農泊面白そうですね!自宅を改装するのですか?

A:数年後に一軒家を購入予定なので、一部を改装して受け入れたいと考えています。 晩ご飯を共にしながらいろんな話をすることで、子どもにもいい刺激になるのではと思っています。

Q:スマート農業という点では下川での普及の程度はどれくらいですか?

A:フルーツトマト農家さんの中では、近年自動換気装置や日射比例灌水装置の普及が進んでいると聞いています。全体像を把握しているわけではありませんが、感覚ではトマト農家さん全体の1/3程度まで普及しているのではないでしょうか。

Q:もっともチャレンジングなことは何ですか?

A:頭と口で仕事するデスクワークから、頭と体で仕事する農業へと変わったことが、一番チャレンジングだったと思います。 あとは、関西から来たので、冬の寒さが本当に骨身にこたえました・・・。

Q:新規就農してよかった副産物的なことはなんですか?

A:料理の腕が上がったことです。これまではコンビニとスーパーの総菜、外食だらけの不健康な生活でしたが、周りの方々から新鮮な野菜を頂くことが多く、おかげで様々な旬の味を楽しめるようになりました。

Q:つくった野菜を加工して販売するとしたら何?

A:現時点では加工販売は予定していません。移住すると決断したとき、地元の友人や前職の方々がたくさん応援してくれたので、遠方の方々にもお届けできるよう、ネット販売はぜひやりたいと考えています。



SHARE