イベントレポート
「たとえば、下川町とわたし。~キャリアアップのきっかけに!地域と私の実験レポート」を5月8日(土)に開催しました。
ファシリテーターに灯台もと暮らしの鳥井さんを迎え、下川町で2013~2019年まで過ごした長田拓さん、2017~2021年春まで過ごした立花実咲さんにお話しを伺いました。
イベントの冒頭では、このイベントでの「キャリアアップ」の定義について話をしました。
キャリアアップとは、“収入が上がる”ことのみに注目するのではなく、“ポジションが上がる” “裁量権が大きくなる” “スキルアップする” “新たな繋がりができる” など「自らが豊かになる」ことと定義しました。
その上で、お二人に下川で行った人生の【実験】について、来る前はどう考えていたか【仮説】、来てみてどうだったか【検証】、などテーマをわけて深堀りしていきました。また、イベントの最後には事務局からの少しめずらしい提案も。
イベントは集客時間が短かったにもかかわらず、常時20名以上の参加者が視聴していました。現在下川にいない2名に話を聞くという新しいチャレンジのイベントでしたが、イベント後のアンケートでも参加者満足度がとても高かったことが印象的です。
イベント内容
日にち:2021年5月8日(土)
時間:19:30~21:00
開催方法:Zoom
参加費:無料
定員:30名
申込期限:5月8日(土)19:00
※自治体関係者のご参加はご遠慮ください。
タイムスケジュール:
19:30 イベントスタート・趣旨説明
19:40 下川町の紹介・登壇者の紹介
20:00 クロストークスタート
20:55 クロージング
21:00 イベント終了
こんな人にオススメです!
✅ 転職を考えている
✅ 現在の仕事に物足りなさを感じている
✅ 地域移住に興味がある
✅ キャリアアップを狙っているが、何から始めたらいいか
わからない
✅ まちづくりに興味がある
✅ 地域でチャレンジしたいことがある
✅ 下川町に興味がある
✅ 暮らしも仕事も充実させたい
地域に住むってキャリアダウン?
「地域は都会に敗れた人が移住する」とか「キャリアを捨てて自由に生きたい人が行くのが地方」とか、最近そんな言われ方を耳にします。
―本当にそうなのでしょうか?
地域のリアル。それは ”やりたい何か” を形にするための実験場。
起業家はもちろん雇用されていても、ほとんどの仕事は型破りだし、自分のやれるところまでやるのが業務の範囲。裁量権も都会の比にならないくらいあるから、やりがいに満ちている。もしも”やりたい何か”があるならば、信念をもって努力をすれば都会よりもずっと早いスピードで”やりたい何か”を手に入れることができるのです。
本イベントでは下川町をフィールドに選んで人生の「実験」をしてみた2名に、等身大の実験レポートをお話ししてもらいます。
※イベント参加にあたり、「そもそも下川町ってどんな町?」と思った方は、30分で下川町のことを知れるダイジェスト説明動画『北海道下川町をかいつまみ』をご覧ください。
登壇者情報
【長田 拓】
1984年ドイツ生まれ。
「森ビル」で街をマネジメントする部署に所属し、ブランディングやプロモーションなどを学ぶ。2013年4月から3年間「しもかわ観光協会」で事務局長としてイベント企画・運営等をおこなう。その後3年間、当イベントの主催部署であるタウンプロモーション推進部の統括部長として部署の立ち上げから携わり、2018年度には過去最高の移住者数を記録する。2019年からは「面白法人カヤック」で自治体にむけたコミュニティ通貨の導入支援等をおこなっている。
【立花 実咲】
1991年静岡生まれ。
編集者。ウェブメディア「灯台もと暮らし」の立ち上げと編集をおこない、2017年5月から3年間、北海道下川町の地域おこし協力隊として広報を担当。2020年の春からはフリーランスとして編集、執筆、企画、広報などをおこなう。下川町の自宅で民泊「アナグラム」を立ち上げ3年間運営。5月から、鹿児島県大崎町と二拠点生活。
【鳥井 弘文】ファシリテーター
1988年函館市生まれ。
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、中国・北京へ渡り日系ITベンチャー企業に勤務、中国版Twitterと呼ばれる「ウェイボー」のPRに携わる。帰国後、ブログ「隠居系男子」を運営開始。2014年9月に起業し、株式会社Waseiを設立。ウェブメディア「灯台もと暮らし」やオンラインサロンの運営、企業やメーカーのオウンドメディア運営も手がけている。