【5/25(wed) 札幌会場&オンラインのハイブリット開催!】“地域創生”に興味のある、ローカルプレイヤーの卵たち必見のイベントを開催します!!

2022年5月20日

下川町   

北海道の安平町・厚真町・下川町の尖った3地域が集結して、オフラインイベントin札幌を開催します!!
このトークイベントでは、各地域で活躍するキーパーソンの視点からみた地域の現状と、地域で活躍するための秘訣などをお話しする予定です。


地域は常にプレイヤー不足。それでも地域が地域として残っていくため、暮らしが楽くなるような町にしていくためには、ローカルプレイヤーの存在が必要不可欠なのです。

「地位や名声を手にいれたい」とか「有名になりたい」とかそういう気質の人ではなく、困難であればあるほど、逆境であればあるほど、『なんとかしたい!!』と燃えてしまう気質の人がローカルプレイヤーには向いているんじゃないかなぁ、と勝手ながら思っています。

今回、一番北から参加する下川町の冬は、厳しい寒さと雪が特徴。さらには、JRも通っていない、最寄り空港まで2時間のアクセスが決していいとは言えない地域です。過去には財政破綻や人口減少率が北海道No.1を記録するなど、いくつもの困難を乗り越えてきた町。今も町にはごろごろ課題が転がっています。

さぁ下川という格好の舞台で、何の課題に手をつけようか!
どうやってこの町を面白くしていこうか!!

なんだか、ワクワクしてくるでしょう?


第4期シモカワベアーズの大石さん。町民有志が集まり、制作したA型キャビンの搬出を手伝った(いい笑顔!)。

40年ほど前に下川の若者たちが、寒さを生かして作った「アイスキャンドル」を町中に飾るイベントを始めた。この町をなんとかもりあげたいという思いで作ったこのイベントは、今も変わらず続いている!

◆ローカルプレーヤーは一匹狼?

『なんとかしたい!』という思いで地域に入った時、すぐにぶつかる壁は自分の思いと地域住民の思いの温度差。
あたりまえですが、地域には様々な人が住んでいます。課題意識も、シビックプライドも、高い人・低い人いろいろ。周りがすぐに味方になってくれるとは限りません。
 
けれども、一匹狼でも地道に活動していれば、そのうちきっと同じ思いの人がついてくるものです。
 
下川町は実はそこがとても恵まれているポイント。
積極的に話しかけてつながりをたくさん作り、思いを持って活動をしていたら、みるみる応援してくれる人が増えてくるから、不思議。

応援者がいると、思い描く自分の未来の姿になるまでの時間が短くなるのです。
周りをあてにしていては難しいけれど、主体的に活動していると自然と周りがどんどん力になってくれる。そんな不思議な町なのです。

下川の場合、それがまさにローカルプレーヤーが育っていくための大切な要素となっています。

このような土壌のある下川町では、これまでシモカワベアーズ(起業型地域おこし協力隊)を6期にわたって採用してきました。彼らの人柄も事業の内容も本当にさまざまで、ワクワクするものばかりです。 今回のイベントでは、7月初旬に募集開始のシモカワベアーズ2023についても、先取りして情報をお伝えします!!

◆開催要項

日時:
2022年5月25日(水) 18:30-19:30

場所: SAPPORO Incubation Hub DRIVE
北海道札幌市中央区大通西3-6北海道新聞本社ビル2F
札幌市営地下鉄 大通駅 より徒歩3分
JR札幌駅(南口)より徒歩10分

*オンライン参加者の方は、事務局よりイベント当日にZoom リンクの送付をさせていただきます。

スケジュール:
18:00-18:30 開場

18:30-19:30 トークセッション
セッション① 各地域での「ローカルプレーヤー」の現状
セッション② どのように「ローカルプレーヤー」を生み出すか
セッション③ どのように「ローカルプレーヤー」を育てるか

19:30- 交流会 (オフライン・自由参加)





【厚真町】株式会社エーゼロ厚真取締役 花屋 雅貴



◆登壇者紹介

厚真町 花屋 雅貴
株式会社エーゼロ厚真取締役

静岡大学大学院を卒業後、小さなころからの夢だったゲームプログラマーとしてキャリアを開始。その後モバイルベンチャーに転職し、コンテンツディレクター、管理職と進み、2010年に独立。
独立後はゲーム開発、動画配信サービス等を手掛けつつ、岡山県西粟倉村、北海道厚真町で地方創生事業にも携わる。メンタリングや対話を通じて、経営者や起業家の思考の明確化、全体像の整理を促すのが得意。現在はエーゼロ厚真取締役。



【安平町】株式会社FoundingBase CCO 林 賢司

安平町 林 賢司
株式会社FoundingBase CCO


1986年生まれ。大学在学中に地方のオモシロさと可能性に惚れ込み、卒業後は独立してまちづくりに関わる。島根県津和野町のスーパー公務員との出会いから、「地方の衰退を止めるには”若者が戻る仕組み”を作ることが必要」と気づく。2014年2月に共同創業者の佐々木と共に株式会社FoundingBaseを設立し、現在は 「自由」をUpdateする をミッションに掲げて全国19自治体で「地方共創」の事業を行う。2021年から安平町地方創生アドバイザーも勤める。地域活性化伝道師。2017年アショカ・フェロー。

【下川町】NPO法人 森の生活 代表理事 麻生 翼

下川町 麻生 翼
NPO法人 森の生活 代表理事

愛知県名古屋市出身。北海道大学農学部森林科学科卒。大学時代に訪れた北海道の森林や農山村に魅せられ、楽しく持続可能な農山村をつくりたい想いに駆られる。 タキイ種苗株式会社(京都)、根室フットパスキャンプ場(北海道)運営を経て、2010年に北海道下川町に移住し、NPO法人森の生活に参画。2013年代表理事就任。2017年からスタートした下川町の起業型地域おこし隊「しもかわべアーズ」の立ち上げに携わり、起業家の募集、採用、伴走支援にも従事。地域での起業支援プログラム「ローカルベンチャーラボ」(事務局 NPO法人ETIC.)メンターも務める。

NPO法人森の生活として、町の幼・小・中・高校15年一貫の森林環境教育や、大学・企業を対象にした研修プログラム、市民主体の森づくりコーディネート、地域で有効活用されていない広葉樹木材の活用事業の立ち上げなど、森林を活かした林産業、サービス産業の活性化に取り組む。2021年度からは木材加工工場の下川フォレストファミリー株式会社取締役にも就任。



モデレーター:五十嵐 慎一郎

モデレーター:五十嵐 慎一郎
株式会社大人 代表取締役
Fanfare -あびら起業家カレッジ- 運営事務局 General Manager


1983年北海道小樽市生まれ。札幌南高校卒業後上京。紆余曲折を経て、東京大学建築学科卒。2016年「北海道から、世界をちょっぴり面白くクリエイティブに」と、株式会社大人を設立。店舗や施設のプロデュース/デザイン業務、イベントの企画運営、WEB制作を行う。北海道に特化したウェディングブランド「LANDRESS」を展開しながら、2019年札幌にコワーキングバー「大人座otonaza」、2020年に北海道新聞社と北海道最大級のコワーキングスペース「SAPPORO Incubation Hub DRIVE」をスタートさせる。また、北海道の挑戦者を応援するコミュニティ&メディア企画「ほっとけないどう」を展開。「北海道移住ドラフト会議」や「札幌移住計画」といったプロジェクトを通し、北海道に人を呼び込む動きも強化中。玉置浩二好き。

〈主催〉
Fanfare -あびら起業家カレッジ-
「Fanfare -あびら起業家カレッジ-」は、2021年度から始まった北海道安平町を舞台に、新しい暮らしや働き方、事業創出といった価値を生み出し、チャレンジをする仲間を、発掘・育成・選考するプログラムです。町について知るオンライン/オフラインのイベントや、実際に安平町に滞在するアイデアソンキャンプなどを経て、Fanfare 本プログラムとして書類審査・ビジネス合宿・最終選考会が開催されます。

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